金型は高価であり、故障すると成形品の納期遅れに繋がり、得意先のライン停止に直結してしまう物です。
また、多少の不具合を手直ししながらごまかし生産をしていると、手直し工数のムダが発生したり、不具合の拡大により、修理の効かない状態になってしまう。このため、金型にとって、動作不具合や破損、摩耗はあってはならない事です。
プラテック工業では、成形メーカー様のリスクヘッジをすべく、きめ細かで気の利く設計を行い、硬い材質を高精度で加工する事により、不具合が起こらず、長く使って頂ける金型作りをしています。
1
金型が作動不具合を起こすと、キャビティ、コアには致命的なダメージを生ずることになり金型を破損することに直結してしまう危険があります。
このような事態を防止するために、当社では充分な型強度、破損・消耗しにくい設計のほか、エジェクタピン、エジェクタスリーブとセンターピンスライドコアなど移動する部品の一部が作動不良を起こさないよう十分に計算し組み付け作業を行います。
2
金型は強度や耐摩耗性が不足すると、摺動面が摩耗し、製品中に異物が混入する可能性が考えられるのと、摩耗して広くなった隙間に素材が入り込み、離型性(=生産性)を阻害したり、製品にバリ・余肉が発生することで、工程が増加したり製品外観を損ねたり、作動不良の原因にもなります。
強度・耐摩耗性の向上のため、当社の金型にはHRC58?60の硬い材質を利用しております。HRC58?60の硬い材質は加工の難度が高いため通常は利用しませんが当社は2μの精度で加工することが可能です。また破損を防止するために定期的な潤滑管理とメンテナンスが必要になります。
3
プラスチック製品は微細で複雑な形状のものが多く、小型部品も多い。そのため、プラスチック金型には、
それを反転した微細で複雑な型彫りが施されるので、応力集中による割れや欠けがどうしても発生してしまいます。そのままにしておくとバリの発生や製品不良、金型の大きな破損につながってしまうため定期的なメンテナンスが必要になります。当社ではメンテナンスの作業までを想定しメンテナンスフリーの部品構造とそれに応じた組み付け技術を重視しております。
4
射出成形1級技術者により、自社成形機で初期不具合の確認を実施。
上記不具合の最終検査を行うことにより不具合の流出を防止します。
プラテック工業 株式会社
〒392-0015
長野県諏訪市中洲513
mold@platec.tv
お電話から
TEL:0266-57-0823
営業時間 9:00?18:00
お問い合わせフォームから
プラスチック金型製作に関するちょっとした疑問から見積依頼までお気軽にお問い合わせ下さい。